Commons:著作権侵害を見つけるには
Jump to navigation
Jump to search
Outdated translations are marked like this.
著作権侵害を見つけるには
私たちのライセンス要求に準拠しない画像(特に写真)がしばしば投稿されます。 これは時には善意で、時には悪意をもって行われます。ここでは、多くの著作権侵害を高い蓋然性のもとに発見する方法を簡単に説明します。
すべての著作権侵害を発見することは不可能です。しかし、それらの多くは、単に(特に Special:Newimages を)見て回り、兆候を監視することで発見することができます。以下は、著作権侵害の蓋然性があることを示す兆候の一覧です。
- 職業写真家による写真
- このような画像のほとんどはフリーライセンスではありません。もし誰かが許諾を得ている、もしくは自分は写真家本人だと真偽が判断できない主張を投稿した場合は、その写真家に連絡をとるべきか検討してください。連絡する際は、できればCommons:メール・テンプレートを使用してください。
- 職業写真家が画像の複製を許可している場合は、その画像がフリーライセンスであること、つまり「非営利」や「Wikipedia限定」で複製を許可しているものではないことを確認してください。そして、permissions-commonswikimedia.orgに複製許可があることを投稿してください。
- 著名人、ロックバンド等の写真
- このような写真の全てが著作権侵害という訳ではありませんが、著作権を侵害しているものが多いので、特に注意して検証する必要があります。以下に著作権侵害の可能性がある特徴を挙げます。
- 被写体が明らかに撮影者に対してポーズをとっている場合。著名人がアマチュア写真家にポーズをとることはまずありません。彼らはプロやセミプロに対してポーズをとるものであり、またこのような撮影者は普通作品に代金を要求し、フリーライセンスにすることは滅多にありません。
- 低解像度の写真。ウェブサイトから取得した画像の可能性があります。本来の撮影者はより良い状態の画像にアクセスできます。
- しかし、アマチュアであっても著名人の写真を撮ることは可能です。例えば、その著名人がコンサートや公の場に出たときなどです。これにはしばしば写真をとる機会が必要になります。しかし、一般論を言えばこのような写真をとった本人であれば何処でどうやって写真をとったのか説明できるでしょうし、高解像度の写真を提示することができるでしょう。
透かし
- もし写真に透かしが入っていた場合、それはフリーライセンスで公開されていない可能性があります。
- 公衆が立ち入れない場所にある物の写真や、そのような場所から撮影された写真
- 一般に、記者席のようなレースのスタートラインなどがよく見える「press only(報道陣以外立入禁止)」の場所に入れるのはプロのクルーだけです。
- サムネイル(解像度の非常に低い写真)
- これは画像がウェブサイトからダウンロードされたことを示す痕跡です。
- ファイル名
- サーバーはしばしば特別なファイル名を生成します。
- facebook: ddddd_dddddddddddd_dddddddd_ddddddd_ddddddd_D.jpg → http://www.facebook.com/profile.php?id=dddddddd
- flickr: http://server.staticflickr.com/dddd/dddddddddd_hexhexhex_size.jpg → getInfo → (写真ページ)
- メタデータ
- 特に、ソフトフェア、コピーライト、作成者、作成、モデルの行が参考になるでしょう。もし知らないソフトウェアであった場合は調べてみてください。サーバーソフトウェアであれば警告が出るでしょう。
- 疑わしいライセンス
- フリーソフトウェアのコンピュータプログラムで作成されたスクリーンショットやアイコンは別として、GNU GPLや他のフリーのソフトウェアライセンスが適用される画像はごくわずかです。多くの人々は適当に「PD-Self」などのタグを画像に付与しますが、一部の人々は著作権で保護されている画像などをアップロードするときにフリーライセンスを適当に選択してしまうようです。
- 近代美術
- 絵画や彫刻、その他の芸術作品は(少なくともほとんどの地域では)その製作者に著作権があります。 このような芸術作品の写真は作成した芸術家の著作権で保護されます(地域と作品の場所によって変わります)。{{PD-Art}}と{{FoP}}を確認し、受け入れ可能な例外に当てはまるかどうか確認してください。
- 疑わしいユーザー
- 著作権で保護されているものを繰り返し偽のライセンスでアップロードするユーザーです。このような利用者は何回か警告を受けるかもしれません。また、自分が作った作品だと主張してオリジナルの著作権者を隠そうとすることが多いです。 Questionable Flickr imagesでは、人気の画像提供サイトであるFlickrから情報提供を受けています。自分に著作権のない写真に対してフリーだと誤った印をつけたと考えられている利用者はこのページに掲載されます。
検索エンジン
検索エンジンは、あなたが画像のオリジナルを見つける一助になるかもしれません。
Google画像検索とTinEyeにはそれぞれガジェットが用意されており、個人設定(Maintenance tools; メンテナンスツール)で設定するとActivate the Tineye gadget now!かActivate the GoogleImages gadget now!をワンクリックするだけで検索できるようになります。
https://tineye.com は「画像逆検索エンジン」です。画像のURLを入力すると、同じ画像を検索してくれます。現在はインターネット上の画像の一部にしか対応していないため、全ての利用例を発見することはできません。
「big 3」画像検索エンジン:
- https://images.google.com/
- https://www.google.com/intl/es419/insidesearch/features/images/searchbyimage.html (searching for exact and similar images)
- https://images.search.yahoo.com/
- https://www.bing.com/?scope=images
著作権侵害を見つけたときは
著作権侵害と思われるファイルを見つけた場合は、通常、削除の方針に従い、削除されなければなりません。
しかし、ファイルの問題が情報不足である場合は、ソースを確認したり、アップロードした利用者に連絡をとることで、問題が解決できるかどうか検討するべきでしょう。
- 削除タグづけ:ファイルページには左下のツールボックスにいくつかのリンクがあり、問題があり削除すべきファイルにタグづけするのに役立ちます。
- もし同様の事例がいくつもある場合は、複数のページの削除依頼を提出することができます。複数のページの削除依頼のページをご覧ください。
- ヘルプ:
- 著作権のルールには多数の著作権問題が掲載されています。ルールを適用するのは簡単ではないことが多いものですが、関連するルールを探すことで適切な質問をするのに役立つでしょう。
- 著作権侵害かどうかはっきりせず、アップロードした利用者が最近活発に活動している場合は、まずその問題について話し合ってください。彼らは問題をはっきりさせたり解決したりするのに最も適しているかもしれません。また、これは後に他の利用者の手助けが必要になった場合でも役に立つかもしれません。 もしさらに手助けが必要な場合、またはアップロードした利用者が最近活動していない場合は、ヘルプデスクで質問することができます。
- 複雑な著作権問題、特に著作権のルールに関連するコモンズの文書で説明が必要になるかもしれない場合は、Village pump/Copyrightで質問することもできます。
関連項目
- 著作権侵害について
- モバイルからのカメラのEXIF情報がないアップデート
- 削除されたことのあるファイル
- サブカテゴリ カテゴリ付与の必要なメディア
- Commons:不正利用フィルター/自動著作権侵害探知(Automated copyvio detection)